潰瘍性大腸炎(症状 治療 食事)では、 この難しい病気の症状、治療、食事などを紹介します。

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2007年03月12日

潰瘍性大腸炎発症の原因

潰瘍性大腸炎は、厚生労働省の特定疾患調査研究班により病気の研究が進められていますが、なぜ病気が起こるのか今だに原因がはっきりと分かっていません。
最近の有力な説として、自己免疫機序など免疫異常がその原因となっているのではないかと考えられています。
人間の身体には、外から異物が侵入した際に、それを排除しようとするしくみ(免疫機能)が備わっています。腸管にもこの免疫機能がはたらいていますが、この免疫機能に異常が生じると自分自身の粘膜をも異物とみなし、これを攻撃して傷つけようとしてしまいます。その結果、粘膜に炎症が起こります。異物を排除するために異常にはたらく免疫機能が活発化すると、白血球が過剰にはたらき、本来ならば異物を処理するための物質を放出しつづけるため、持続する炎症が起こるのです。
ただ、この免疫説も決定的ではなく、炎症が起こるしくみとしては有力な説ですが、なぜ免疫機能の異常が起こるのか潰瘍性大腸炎の発症のメカニズムは、まだ明確には分かっていません。
(UC-WAVEより)
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2007年03月11日

潰瘍性大腸炎治療

薬物療法
サラゾスルファピリジン(サラゾピリン(R))やメサラジン(ペンタサ(R))。経口薬として。メサラジン(5-ASA)はサラゾスルファピリジン(SASP = SP + 5-ASA)から SP を取り除き、有効成分 5-ASA を取り出した新薬。そのままではサラゾスルファピリジンの方がメサラジンよりも直腸に届きやすいが、メサラジンは徐々に溶出する「徐放剤」として剤形を作ってある。似た薬であるが、患者の症状によりいずれかが適宜処方される。メサラジンはサラゾスルファピリジンよりも副作用が少ないとされている。
メサラジン。注腸薬として。ペンタサ注腸(R)。
非特異的な免疫抑制療法
ステロイド製剤
プレドニン。経口薬・静注薬以外には、注腸薬としてステロネマ注腸(R)・プレドネマ注腸(R)。
注腸では全身投与でないので投与量が少なくて済み、副作用が少ない利点があるが、大腸全体の炎症抑制に効くことは期待できない。
坐剤として。リンデロン坐剤。
免疫抑制剤:シクロスポリン、アザチオプリン
漢方薬による治療を行っている病院もある。
プレドニゾロン強力動注療法
ACTH静注

白血球除去療法
リンパ球除去療法 (LCAP)、顆粒球除去療法(GCAP)など。患者の体外に血液を循環させて装置を通し、炎症を起こす免疫細胞 (好中球など) を血中から取り除いた後に体内に返す。薬物療法のみでコントロールできない患者に対して行われる。患部が比較的広い場合には効果が期待できるが、患部が直腸のみなど狭い場合には効果はあまり期待できない。

現在研究中の治療法
寄生虫の卵を服用する方法(アイオワ大学、ジョエル・ワインストック医学博士 Joel Weinstock をリーダーとするチームにより研究されている)。豚に寄生する鞭虫の卵を服用。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2007年03月10日

潰瘍性大腸炎治療(2)

1)1)内科的治療
現在、潰瘍性大腸炎を完治に導く内科的治療はありませんが、腸の炎症を抑える有効な薬物治療は存在します。治療の目的は大腸粘膜の異常な炎症を抑え、症状をコントロールすることです。

潰瘍性大腸炎の内科的治療には主に以下のものがあります。

〈5-アミノサリチル酸(5-ASA)製剤〉
5-ASA製剤には従来からのサラゾスルファピリジン(サラゾピリン)と、その副作用を軽減するために開発された改良新薬のメサラジン(ペンタサ)があります。経口や直腸から投与され、持続する炎症を抑えます。炎症を抑えることで、下痢、下血、腹痛などの症状は著しく減少します。5-ASA製剤は軽症から中等症の潰瘍性大腸炎に有効で、再燃予防にも効果があります。

〈副腎皮質ステロイド剤〉
代表的な薬剤としてプレドニゾロン(プレドニン)があります。経口や直腸からあるいは経静脈的に投与されます。この薬剤は中等症から重症の患者さんに用いられ、強力に炎症を抑えますが、再燃を予防する効果は認められていません。

〈血球成分除去療法〉
薬物療法ではありませんが、血液中から異常に活性化した白血球を取り除く治療法で、LCAP(白血球除去療法:セルソーバ)、GCAP(顆粒球除去療法:アダカラム)があります。副腎皮質ステロイド剤で効果が得られない重症や難治性患者さんの活動期の治療に用いられます。

〈免疫抑制剤〉
これらの薬剤には、アザチオプリン(イムラン)や6-メルカプトプリン(ロイケリン)、最近ではシクロスポリン(サンディミュン)があります。基本的には、5-ASA製剤や副腎皮質ステロイドに無効か効果不十分な患者さんと副腎皮質ステロイドが中止出来ない患者さん、いわゆる難治性潰瘍性大腸炎に使用されます。

2)外科的治療
潰瘍性大腸炎の多くは薬物治療でコントロールできますが、下記のようなケースでは手術の対象となることがあります。

(1)大量出血がみられる場合
(2)中毒性巨大結腸症(大腸が腫れ上がり、毒素が全身に回ってしまう)
(3)穿孔(大腸が破れる)
(4)癌化またはその疑い
(5)内科的治療に反応しない重症例
(6)副作用のためステロイドなどの薬剤を使用できない場合

手術は大腸の全摘が基本となります。以前は人工肛門を設置する手術が行われていましたが、現在では肛門を温存する手術が主流です。この手術は大腸を取り除いた後、小腸で便を貯める袋を作って肛門につなぐ方法です。この手術方法で患者さんのQOLは飛躍的に向上されています。
情報提供者
研究班名 消化器系疾患調査研究班(難治性炎症性腸管障害)

2007年03月09日

この病気の患者数は?

わが国の潰瘍性大腸炎の患者数は、77,073人(平成14年度特定疾患医療受給者証交付件数より)と報告されており、毎年おおよそ5,000人増加しています。米国の100万人と言われている患者数に比べると10分の1以下です。

この病気はどのような人に多いのですか
発症年齢のピークは男性で20〜24歳、女性では25〜29歳にみられますが、若年者から高齢者まで発症します。男女比は1:1で性別に差はありません。
タグ:患者 
posted by tata at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 潰瘍性大腸炎患者数 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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