さらに、さまざまな合併症もみられます。
潰瘍性大腸炎の合併症には、腸管に起こる腸管合併症と腸管以外の部分に起こる腸管外合併症があります。
腸管合併症
大腸からの大出血穿孔、中毒性巨大結腸症などがあり、病状がきわめて重篤な場合に起こりますが、めったにみられません。
腸管外合併症
結節性紅斑、壊疽性膿皮症などの皮膚症状、結膜炎や虹彩炎などの眼症状、関節痛、関節炎などがあります。ほかにも、口内炎、膵炎、肝機能障害、肺機能障害などが起こることがあります。
穿孔、中毒性巨大結腸症
●穿孔(せんこう)
炎症が腸管の筋層や漿膜にまでおよんで、腸管に穴があいてしまうこと。
●中毒性巨大結腸症(ちゅうどくせいきょだいけっちょうしょう)
大腸炎が急速に悪化して、大腸の動きが止まり、大腸内に毒素やガスがたまって、大腸が風船のようにふくらんでしまう状態。同時に、全身に中毒症状があらわれる
壊疽性膿皮症
●壊疽性膿皮症(えそせいのうひしょう)
おもに、下肢部分に、紅い斑点(紅斑)や結節、水泡などができ、急速に潰瘍化する。放置しておくと、骨が見えるほど皮膚が壊死を起こしてしまうことがある。
虹彩炎
●虹彩炎(こうさいえん)
黒目のなかの茶色い部分に炎症がおこり、充血や目のかすみ、痛みなどの症状がでる。
<UC-WAVE>より
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